デアゴスティーニ トヨタ2000GT製作記ブログ トラブル編

前回に引き続きデアゴスティーニ トヨタ2000GT 2011年初版バージョン製作記です。
機関系、内装系の製作が終わり、終盤に向けてシャーシ、ボディに取り掛かります。

これはデアゴスティーニあるある、なのかもしれませんが、毎号配られる部品がその号には使用せず、忘れた頃に出番という事が多々有り、デアゴスティーニ初心者の私は少し苦労しました。
余った部品は保管していますが、特に細かいビスは形状の判別も難しく、封入袋に[何号の何番]としっかり記入しないと後で苦労します。

シャーシフレーム、ボディはダイカスト製で重厚感有り迫力有ります。
しかし、この金属性部品が苦労を引き起こします、、、

【苦労1】
バリ取りが不十分な箇所があり、樹脂パーツと違い削りに苦労する箇所がありました。
特にビス穴が埋まっている箇所は、勘弁して下さい、と心の中で呟きました、、、

【苦労2】
シャーシフレームに組み合わせるパーツのビス穴がズレて合わない箇所がありました。
説明書に記載ありますが、保管中の変形よりは製造上の誤差のような気も。
他の部品も製造上の個体差、温度による変形がある場合があります、と記載があるので、メーカーも認識している不可避なトラブルとして受け止め改善策を考えます。まあ、これも模型製作の醍醐味という事で。

【苦労3】
ここが最も苦労苦悩し想定外の時間を要したトラブルです。
各パーツをシャーシフレーム、ボディへ組み合わせてみると、可動部分が上手く機能しないのです。

リトラクタブルヘッドライト:ライト底部のステーがボディに干渉して完全に開きません。干渉部を削り改善。

リアハッチ:ボディーラインに合わせてキレイに閉まりません。接合部を少し曲げてテンションを緩めて閉まるように。副作用として開閉が緩くなった為に離せば勢い良く閉まってしまいます。

ドア:ここが一番の苦労どころです。両サイドともに完全に閉まりません泣
いろいろな角度から調べた結果、まず最初に内装ダッシュボードの端がドア内張に少し干渉している事を発見。ここを削り少し良くなりました。次はドアヒンジ部を少し曲げ、ネジの締め付けも調整して開閉位置を修正しました。
最初よりはだいぶマシになりましたが、金属部品としての形がどう見ても合いそうもなく、ある箇所を修正するとその作用が他の箇所に出てしまいます(ドア底部の干渉を修正すると上部のドアガラスが干渉するようになる等)。
WEB上には同じ症状を話されているブロガーの方も散見されたので、これもこのキット特有の症状のようです。

そんなこんなで想定外に時間を要しましたが、何とか修正して最終仕上げに向かいます!

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