オーバーヒートしてしまった時の対処方法!エンジン全損でも高価買取します!【オートランド東京】
連日の猛暑。
気温は40℃を超える地域もあり、熱中症の危険性が高まっています。
そんな猛暑日だと、車内の温度は50℃や60℃を超えることもあるでしょう。
車内はクーラーをつけることで、気温を下げることが可能です。
しかしエンジンはどうでしょうか?
エンジンにも冷却装置はついていますが、温度が上がるとオーバーヒートを起こします。
もしエンジンがオーバーヒートしてしまったら、どうすればいいのか?
今回はオーバーヒートについて、原因や対処の方法などをお届けします。
エンジンのオーバーヒート
オーバーヒートは、エンジンの温度が正常値を超え、過度に発熱した際に発生します。
元々エンジンは、ガソリンを燃焼させて稼働するので熱を持ちます。
そのため、エンジンには冷却装置が付いています。
昨今の自動車のエンジンは冷却性能が上がり、オーバーヒートすることは珍しくなりました。
ですが、気温が上がるとオーバーヒートしやすくなります。
また、年式の古い自動車は、オーバーヒートを起こしやすいです。
一昔前は、夏になると道路で立ち往生する自動車を見かけたものです。
オーバーヒートの原因
エンジンはどうしても発熱するので、冷却装置で冷やされています。
この冷却装置はラジエーターを筆頭に、いくつものシステムやパーツが用いられています。
また、エンジンオイルも潤滑油として摩擦熱を抑え、エンジン内部の発熱を抑制する効果があります。
オーバーヒートは、これらの冷却装置の効果をエンジンの発熱が上回った際に発生します。
オーバーヒートが発生する最も多い原因としては、冷却装置の故障です。
ラジエーター、ラジエーターファン、冷却ポンプの故障や、冷却水の漏れは比較的多い症状です。
そして、エンジンの回転数を上げた状態での連続走行など、エンジンへの高い負担も原因となります。
具体的には、峠道など長い下り道を低速ギアで走り続けたり、高速道路でスピードを出した長時間走行、長時間の渋滞走行でエンジンに風が当たらない状態です。
また、エンジンオイルの汚れや不足でも発生するこがあります。
オーバーヒートの確認方法
オーバーヒートに関しては、水温計を確認します。
水温計が『H』に近付くと、エンジンの温度が高い状態です。
もしメーターの針がHに到達したり、警告音が鳴ったら、即座に車を停止させます。
仮に水温計が故障していた場合、エンジンルームからの異音、異常な発熱、エンジンパワーの不足を感じたら危険信号です。
場合によってはエンジンが停まったり、ボンネットの隙間から白煙が上がることもあります。
その状態になると完全にオーバーヒートしていますので、運転を中止させる必要があります。
最悪、車両火災が発生します。
オーバーヒートした時の対処方法
オーバーヒートしてしまったら、周囲の安全を確認し、すぐに車を停車させます。
その際、エンジンは停止させません。
理由は冷却水の循環が止まってしまうからです。
このことで、エンジンにさらなるダメージが蓄積される可能性がありますので、まずはボンネットを開け、風通しを良くすることでエンジンを冷却します。
なお、エンジン内部は非常に高音になっているので、ボンネットを開ける際は十分注意が必要です。
怪我や火傷に繋がります。
エンジンを確認し、もしラジエーターの故障や冷却ファンの停止が確認できたり、冷却水やオイルが漏れていれば、すぐにエンジンを切ります。
そのままエンジンを稼働させていると、さらなる発熱を生み、最悪エンジンからの発火の恐れがあります。
オーバーヒート後の対応
ボンネットを開け、水温計を確認し、エンジンが冷えたら再度運転は可能になります。
ただし、その時点でエンジンはダメージを負っています。
さらに、オーバーヒートが発生した原因を特定することは難しいので、可能であればそのまま自動車修理業者に連絡することが望ましいでしょう。
無理な走行で、エンジンが全損する可能性が高いです。
状況によっては、廃車レベルまで故障することも考えられます。
修理費用
オーバーヒートの原因は様々です。
エンジンオイルや冷却水の補充であれば1,000円から5,000円ほどで収まりますが、部品交換になると金額は跳ね上がります。
ラジエーターの交換にもなると10万円前後かかることもあるでしょう。
エンジンが全損してしまうと、修理不能で廃車や買い替えを進められます。
仮にそれでも修理するとなると、もう1台自動車を購入できるほどの修理費になることもあります。
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まとめ
今回はエンジンのオーバーヒートについて、お届けしました。
自動車の性能向上により、オーバーヒートは発生しにくい状況ではあります。
ですが、昨今の急激な気温上昇で、オーバーヒート発生の可能性は高まっています。
発生するとエンジンへのダメージが大きいオーバーヒートは、高額な修理費が発生したり、エンジン全損や廃車にまで及ぶ可能性があります。
そうならないことが最も望ましいですが、もし故障や廃車でお車を売却する際は、オートランド東京へご相談ください。
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