残価設定ローンの罠!損する理由をお伝えします【廃車買取オートランド東京】
こんにちは!
オートランド東京のスタッフYです。
先日、お客様とお話をさせていただいた際に、残価設定ローンで新車の購入を検討されていると仰っておられました。
今では主要な支払い方法としてメジャーとなった残価設定ローン。
ですが、この残価設定ローンには注意点があります。
というわけで今回は、ブログタイトルでも記載している『残価設定ローンの罠』をお送りしたいと思います。
オートランド東京は『愛車何でも引き取り屋さん』をモットーに、お客様の大切なお車を買い取りさせていただいております。
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自動車購入時の支払い方法
自動車の買い替えや、新車を購入する際の支払い方法はいくつかあります。
一般的な支払い方法だと、現金一括、ディーラーローンや銀行系マイカーローン、クレジットカード、そして残価設定ローン(残クレ)でしょう。
他にもカーリースやサブスク(サブスクリプション)などもあります。
昔の自動車購入は現金一括や月賦でしたが、今は金融商品が非常に高度化していますので支払い方法も支払先も様々です。
自動車会社のグループにもローン会社があるほど。
トヨタですとトヨタファイナンスがあります。
なお余談ですが、月賦とローンの違いは支払い先となります。
月賦は販売会社に直接支払うことで、ローンは銀行やクレジットカード会社に支払うことです。
残価設定ローンの仕組み
さて、今回のテーマである残価設定ローン。
残クレなどとも呼ばれています。
この仕組みをディーラー側の立場で簡単に一言で説明すると、後で返してくれるなら安く乗せてあげる、というものです。
それだけ聞くと単純明快ですが、実は意外と複雑で大きな落とし穴があります。
例えばAをさんが残価設定ローンで300万円の自動車を購入し、5年後に100万円で売却する契約(これが残価設定)をすると、購入時に支払う金額は200万円となります。
300万円の自動車を200万円で購入できるのであれば安いと感じますね。
しかし、注意点があります。
残価設定ローンのデメリット7つ
残価設定ローンのデメリットです。
1 金利は高めに設定。
2 車の所有権はディーラー。
3 カスタマイズできない。
4 走行距離に制限。
5 追加費用の可能性。
6 他の自動車へ乗り換え不可。
7 下取りが安い。
8 自動車を気に入って買い取る時は不利
例:
300万円の自動車を購入。
5年後に100万円で売却する契約。
支払う金額は合計200万円。
この例で改めて見ていきましょう。
1 金利は高めに設定
銀行系オートローンの金利は大体1~3%ほどです。
金融機関によっては1%を切るところもあるようです。
それに対し、残価設定ローンの金利は3~5%ほど。
金利は車種によって変わることもありますし、金融市場動向によって変動しますが、金利面だけ見ると銀行系オートローンよりも割高です。
そして最も注意する点は、支払う200万円に金利がかかるのではなく、元の金額である300万円に金利がかかります。
2 車の所有権はディーラー
残価設定ローンで購入した自動車は、所有者がディーラーやローン会社になることが一般的です。
ですので、厳密に言うと自分の所有物ではありません。
つまり借りている状態ですね。
自動車という高額で価値のあるものなのに、所有欲を満たせないことは辛いかと思います。
3 カスタマイズできない
所有権にも関連する内容ですが、残価設定ローンの場合はカスタマイズやチューニングができない制約があります。
もしカスタマイズしてしまうと、売却(返却)時の査定減額対象となりますので、事実上不可ということになります。
結果的に借りてる状態で自由にカスタマイズもできないとなると、いつでも乗ることができるというだけのレンタカーと同じ状態にも思えますね。
4 走行距離に制限
将来的に売却(返却)を約束しているので、自動車の価値が下がらないために走行距離に制限をかけています。
例えば、5年後の走行距離が5万kmと10万kmの自動車では価値が変わってきます。
当然ながら走行距離の短い自動車の方が価値が高いです。
残価設定ローンで売却(返却)を予定している場合は、年に何km乗車するなど計画的な使用が必要です。
毎日の通勤に使用する場合や、長距離ドライブが趣味ですと、なかなか厳しいかもしれません。
好きなように乗ることができないのは苦痛を感じます。
なお、距離をオーバーした際は罰金のようなシステムとなっており、オーバーした距離に対し1kmにつき買取金額から5円の減額といったようなペナルティーがあります。
5 追加費用の可能性
これは事故などで自動車が破損したり、キズが付いていた場合などに発生します。
例えば残価設定を100万円にしていても、売却時の査定でキズなど指摘されると90万円や80万円に減額されることもあります。
その分、精算時に多く支払う必要が出てきます。
こちらも走行距離のシステムと同じで、キズ等の不具合をポイントに換算し、1ポイントに対して1,000円の減額といったような算出方法が取られます。
6 他の自動車へ乗り換え不可
ローンが残っている場合、他の車に乗り換えができません。
乗り換えをする場合は、残りのローンを全て一括で支払い精算する必要があります。
その場合は、結果的に高い金利でローンを組んだことになります。
7 下取りが安い
これが最大の罠です。
営業スタッフの私が声を大にして皆様にお伝えしたい点です。
5年後に返却する際の金額が100万円だとすると、走行距離やキズなどで下回ることはあっても、100万円を上回ることは絶対にありません。
ですが、買取業者では120万円や130万円など、残価設定よりも高額で査定することが圧倒的に多いです。
さらに、リセールバリューが高い車種ですと150万円やそれ以上など、残価設定よりも遥かに高額で買い取るパターンが見受けられます。
8 自動車を気に入って買い取る時は不利
5年後に返却する際に、自動車が気に入って手放したくないとなった時は残価の100万円を支払う必要があります。
それまで残価設定ローンの高い金利で支払いをしてきているので、通常のローンで購入するよりも高い金額を支払うことになります。
また残価設定ローンから買取に切り替えることで、諸手続きに費用がかかることもあります。
残価設定ローンの唯一のメリット
残価設定ローンはどの販売会社も強く勧めてきますので、検討されたことがある方もいらっしゃるでしょう。
正直に言いますと、残価設定ローンはオススメできません。
販売会社があまりにも有利な条件だからです。
ですが、メリットもあります。
それは月々の支払いを抑えられること。
極端な話、結果的に支払総額が大きくなろうとも、条件的に不利になろうとも、毎月の支払いを抑えたい場合は大きなメリットになります。
ただ、その場合も、通常のローン購入で支払回数を伸ばした方が良いという話もあります……。
それはディーラーによる残価設定時の買い取り金額より、買取業者による買い取り金額が高いからです。
また、短いスパンで新車に乗り換えたい場合にも効果はあります。
最強の支払い方法
余談ではありますが、支払総額で考えると現金一括が最もいいです。
さらに可能であれば、クレジットカード一括もしくは2回払いが最強です。
クレジットカードは2回まで金利がかかりません。
さらに、各社のポイントが付与されます。
自動車レベルの高額な金額になればポイントも莫大です。
ですが、残念ながら自動車購入時に全額をクレジットカード払いOKとしているディーラーはほぼありません。
もし可能であればというやってみたいですね。
残価設定ローンの罠
ここまでお伝えしてきた通り、デメリットに対してメリットが少ない残価設定ローン。
あえて『罠』と書きましたが、残価設定ローンは本当にオススメできません。
お客様はハイリスク・ローリターン、販売会社はローリスク・ハイリターンという図式だからです。
残価設定ローンを取り扱うディーラーなどの販売会社としては、お客様から将来的に買い取る金額を予め決めていることになります。
将来のことなので、販売会社は大きなリスクを取ることができません。
ですので可能な限りリスクを排除し、そのリスクをお客様に被ってもらうということになります。
お客様にとってのリターンは月々の支払いが安く済むことのみ。
販売会社からすると、最初に大きく減額することで月々の支払い安く見せかけて、将来中古車を安く買い取る(買い戻す)約束をする取引です。
中古車を売るならオートランド東京へ
前述の通り残価設定ローンが終了した時の下取り金額は、ほとんどの場合、買取業者へ売却した方が高くなります。
残価設定ローン終了時のお車の価値は、お客様が思ってる以上に高いのです。
もちろんこれはディーラーの買取金額を否定するわけではないのですが、一般的に買取業者の方が高い買取金額を提示することが多いのは紛れもない事実です。
そして、オートランド東京は高価買取が自慢です。
オートランド東京が提示させていただいた金額が、ディーラーの下取り価格より30万円も高額だったこともありました。
オートランド東京は、お客様に寄り添った買い取りを行っております。
中古車はもちろん、事故車、故障車、廃車、不動車、水没車や火災車なども買い取りさせていただいております。
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まとめ
今回は残価設定ローンについてお届けしました。
繰り返しとなりますが、正直なところ残価設定ローンはオススメできません。
しかし、支払いにはご事情もありますし、非常に高額な自動車ですので、月々の支払いを抑える残価設定ローンを否定するものではありません。
こういったデメリットやリスクを考慮した上で、収入や計画にあった支払い方法を選択することが重要かと思います。
もしお車を売却する時は、オートランド東京へご相談いただければ可能な限り対応させていただきます。
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スタッフ Y