居眠り運転の原因はこれだった！眠気防止の対策方法！【事故車買取オートランド東京】

自動車の運転中、絶対に気を付けたいのが居眠りです。

眠気によりウトウト運転や居眠り運転は、重大な事故を起こしかねません。

例えば、高速道路を時速100キロメートルで走行していた場合、たった4秒間で約111メートル進みます。

一瞬ウトウトしただけども、100メートル以上進むことになります。

もし、渋滞などが発生していたら、そのまま渋滞の最後列へ突っ込んでしまうことも可能性としてはゼロではありません。

人生を左右するような事態にもなりかねない居眠り運転。

そこで、今回は居眠り運転についてお届けします。

居眠り運転の件数

警察庁の交通事故統計によると、居眠り運転による交通事故は2019年から2023年の5年間で計10,765件となっています。

これを日割りにすると、1日平均5.9件が発生していることになります。

さらに曜日で見ると、土曜日が1日平均6.8件と最も多いという結果です。

これは実際の事故なので、事故に至らずとも居眠りしてしまうことは毎日必ずどこかで発生していることでしょう。

居眠り運転は、自分が気を付けていても追突などのもらい事故があるので、どうにもできないこともあるかと思います。

実は私も過去に、信号で停止中に追突されたことがあります。

居眠りが原因です。

その時の相手方はスピードが出てなかったので、バンパーに少し傷が付いたくらいで済みましたが、これが高速道路だったらとゾッとしました。

信号が赤だったからと、ふと目をつぶったら寝てしまったそうです。

もらい事故はどうしようもありませんが、自分が加害者にならないように気を付けたいものです。

居眠り運転の原因

居眠り運転の原因はいくつかあります。

1.睡眠不足
2.疾病
3.薬の服用
4.不規則な生活習慣

睡眠不足

居眠り運転で、圧倒的に多い原因がこの睡眠不足でしょう。

睡眠不足だと注意力も散漫になり、居眠りではなくとも事故に繋がる可能性があります。

特に日常的な睡眠不足は、運転中の眠気を発生させる大きな要因となります。

疾病

疾病で考えられるのが睡眠時無呼吸症候群（SAS）と言われています。

睡眠時に無呼吸状態が繰り返されることで、深い眠りが妨げられ睡眠の質を下げる睡眠時無呼吸症候群。

その結果、日中に強い眠気を引き起こします。

薬の服用

眠気をともなう薬の服用が、原因になることがあります。

風邪や花粉症などに効果のある抗ヒスタミン薬など、一部の薬は眠気を誘発します。

不規則な生活習慣

不規則な勤務時間や生活リズムも、居眠り運転のリスクを高めます

また暴飲暴食などの血糖値スパイクによって、眠気が発生することもあります。

居眠り運転の防止策

居眠り運転の防止策は、眠気を感じたら休憩や仮眠を取ること。

これに尽きます。

とはいえ、仕事などでどうしても運転しなければならない状況は多々あるでしょう。

そこで、居眠り運転の防止策を紹介します。

なお、眠気を誘発する薬を飲んだ場合は、絶対に運転してはいけません。

十分な睡眠時間の確保

日頃から睡眠を取ることが大切です。

慢性的な睡眠不足の状態だと、自動車を運転すると必ず眠くなるといった症状が出ることもあります。

また、行楽などで、あらかじめ運転することが分かっていたら、前日からしっかりと睡眠を取りましょう。

仮眠を取る

もし運転中に眠気を感じてしまったら、休憩して仮眠を取ることが最も効果的です。

特に長距離運転中の高速道路であれば、パーキングエリアやサービスエリアがありますので、すぐに仮眠すべきです。

一般道の場合は、道の駅など休憩施設を利用するといいでしょう。

仮眠の時間は10分から15分でも、大幅に眠気を軽減できると言われています。

定期的な休憩

長距離運転の際は2時間ごとの休憩が推奨されています。

眠気がなくとも、パーキングエリアなどで休憩して、車外に出て体を動かすことで眠気の発生を防ぐことができます。

カフェインを取る

コーヒーやエナジードリンクなどのカフェインを適度に摂取することで、眠気を一時的に抑えることができます。

また、アメやガムも効果的です。

特に高速道路などでは、高カフェインのドリンクを販売していることもあるので、無理のない範囲で活用するといいでしょう。

窓を開ける、声を出す、体を伸ばす

運転中に突然眠気に襲われることもあるでしょう。

休憩場所までは距離があったり、眠気覚ましのドリンクもない状況だと尚更辛いです。

そういった場合は、窓を開けたり、声を出す、可能であれば身体を動かしたり伸ばすことで、一時期的に眠気を抑えることができます。

また、冬場などは暖房で車内が暖かくなり、眠くなることもありますので、強制的に空気の入れ替えも眠気覚ましには効果的です。

洗顔

水道があるような場所で休憩を取れるのであれば、顔を洗うとより効果的です。

顔を洗ってサッパリすることで、居眠り防止になります。

居眠り防止グッズ

最近は眠気防止グッズも多数発売されています。

居眠り防止アラームや、眠気を検知するウェアラブルセンサーなどの最新技術を活用することで、居眠り運転を未然に防ぐことが可能です。

居眠り運転の罰則

居眠り運転は、安全運転義務違反に該当します。

安全運転義務違反は違反点数2点が加算と、反則金9,000円（普通車）が科されることになります。

もし居眠り運転で事故を起こした場合は、事故の状況や内容にもよりますが、刑事上および民事上の責任が生じることもあります。

居眠り運転による事故の過失割合

過失割合とは、交通事故による被害者と加害者の責任の割合を数字で表したものです。

例えば「事故の過失は80:20」など、耳にしたことがあるかと思います。

もし、事故の加害者が居眠り運転をしていた場合は、過失割合が1割から2割ほど加算されるケースが一般的です。

もちろん、被害者の過失割合もあるので一概には言えませんが、居眠り運転で事故を起こすと、非常に重い過失になる可能性が高いです。

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どんなに気を付けていても、事故の被害者となることはあります。

特に居眠り運転により追突は、避けようのない事例の一つでしょう。

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まとめ

今回は居眠り運転について、お届けしました。

もし運転中に眠気を感じたら、仮眠を取ることが最も効果的です。

たった10分の仮眠でも、居眠り防止の効果はあります。

眠気に抗うのは難しいので、コーヒーやガム、眠気防止グッズなどを活用しながら、なるべく早く休憩を取りましょう。

そして、眠くなる前に、こまめに休憩を取ることも重要です。

眠気を我慢して運転することで、重大な事故を起こす可能性があります。

居眠り運転の加害者になると、刑事罰や慰謝料の増額などもあり、人生を左右するような事態にもなりかねません。

無理せず余裕を持った運転を心がけましょう。

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