ダイハツ不正問題!中古車販売価格や買取価格への影響は?【廃車買取オートランド東京】

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オートランド東京のスタッフYです。

オートランド東京は『愛車何でも引き取り屋さん』をモットーに、お客様の大切なお車を買い取りさせていただいております。

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さて、2023年12月20日、ダイハツ工業が25の試験項目で174件の不正が見つかったことを公表しました。

ダイハツと言えば、国内軽自動車シェア17年度連続NO.1(2006年度~2022年度)を誇る自動車メーカーです。

トヨタの子会社ですし、その影響は計り知れません。

当然ながらニュースでも大々的に報じられましたし、親会社であるトヨタの株価も一時暴落しました。

不正の概要

2023年4月に、海外向けの乗用車の衝突試験において、内部通報で不正が発覚。

その後、第三者委員会による調査で、新たに25の試験項目で174件の不正行為が判明しました。

不正行為が確認された車種は、すでに生産を終了したものも含め64車種・3エンジン

この中には、トヨタ22車種、スバル9車種、マツダ2車種が含まれています。

最初に発覚した衝突試験以外にも、エアバッグ、燃費や排ガス試験での不正も含まれており、さかのぼると1989年から不正は行われていました。

これらの発表と同時に、ダイハツは国内外のすべての車種で出荷を停止。

今のところ出荷の再開は未定で、関連会社含め市場は混乱しています。

軽自動車国内シェアナンバー1のダイハツですから、影響は非常に大きなものとなりました。

現在のダイハツユーザーは乗っても大丈夫?

まず、今回のダイハツ車でも不正があった車種と、不正がなかった車種があります。

不正がなかった車種に関しては問題ないでしょう。

不正があった車種に関してですが、ダイハツの奥平社長は会見で「今まで通り安心して乗っていただければというふうに強く思っております」と述べていました。

174件の不正は発覚したけど、この不正による事故は起きていないという認識です。

とはいえ、ユーザーにとってみれば、自動車の安全性は命を守るものです。

実際に乗車されているダイハツユーザーは不安でしょう。

不正が発覚した車種一覧

不正があった64車種と3つのエンジンです。

人気の車種も含まれてますし、ダイハツ以外にトヨタ車、スバル車、マツダ車もあります。

国内車種
現行生産/開発中の車種・エンジン(2023年12月20日時点)
ミラ イース
ピクシス エポック
プレオ プラス
タント
シフォン
タフト
ムーヴ キャンバス
コペン
コペン
ハイゼット カーゴ(デッキバン含む)
アトレー(デッキバン含む)
ピクシス バン
サンバー(バン)
ハイゼット トラック
ピクシス トラック
サンバー トラック
ロッキー
ライズ
レックス
トール
ルーミー(タンク)
ジャスティ
グランマックス
タウンエース(ライトエース)
ボンゴ
プロボックス(サクシード)
ファミリア バン
開発中車種

生産終了仕様(現在生産しているモデルでは使用していない仕様)
ミラ イース
ピクシス エポック
プレオ プラス
コペン
ロッキー
ライズ
トール
ルーミー(タンク)
ジャスティ

生産終了車
ミラ トコット
ブーン
パッソ
キャスト
ピクシス ジョイ
ムーヴ
ステラ
ムーヴ キャンバス
ハイゼット (カーゴ)
ピクシス バン
サンバー (バン)
ムーヴ コンテ
ピクシス スペース
iQ
ハイゼットトラック
ピクシス トラック
サンバー トラック
アプローズ
1KR-FE原動機(エンジン)(搭載車種:ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ)
EF型原動機(エンジン)(搭載車種:ダイハツ ミラ/ダイハツ ムーヴ/ダイハツ オプティ)
HD型原動機(エンジン)(搭載車種:ダイハツ アプローズ)

海外販売車種
現行生産/開発中の車種
AGYA / WIGO
AXIA
AXIA (旧型)
RUSH
ARUZ
XENIA
AVANZA
VELOZ
ALZA
RAIZE
ATIVA
MYVI
BEZZA
YARIS(SEDAN)/ VIOS
YARIS CROSS

生産終了車種
CUORE(欧州向け3ドア仕様)
iQ

不正車種の保証は?

usedcarassessment

現時点ですでにダイハツユーザーと、これから納車されるユーザーへの保証で別れます。

ダイハツユーザー
・新車  不正はあったが社内検査では合格点が出た。引き続き乗車しても問題ない。
・中古車 ダイハツの所有権を離れているため対応なし。

納車を控えるユーザー
・未生産 納車取りやめ。
・生産済み 顧客の意向による(納車 or 返金対応)。

現時点のダイハツユーザーは、正直言ってもうどうしようもありません。

ダイハツから物的や金銭的保証があるわけではないので、乗り続けるか、売却するかという流れです。

もし走行や安全面に重大な欠陥があれば、リコールがかかるでしょう。

納車を控えるユーザーに関しては、希望すれば返金対応は可能です。

しかし、これからまた車を注文するのは大変です。

納車に時間もかかります。

ダイハツ以外のメーカーで注文することになりますので、メーカーを決めて、車種を決めて、販売店を探して、担当と交渉して……。

ローンの手続き等もあります。

精神的負担は非常に大きいと言わざるを得ません。

中古市場の動向は?

気になるのが、中古車市場の動向です。

不正発覚からまだ1ヶ月も経過しておりませんし、年末年始を挟んでいることもあり、大きな動きは見られません。

今のところ中古車取引市場で、ダイハツ車の取引価格が暴落や、大きく値崩れしている様子はありませんでした。

しかし、業者間のオークションでは、落札されずに流札が目立ちました。

様子見というところでしょう。

仕入れ業者としては、仕入れても売れないリスクがあるので、よほど安い金額ではないと動かないと思われます。

かといって、販売業者は価格を大きく下げて、損失を出してまで売りに出すような状況でもありません。

成約している価格を見ると、不正発覚前よりは安くなっています。

中古市場が最も動く春までは、この状況が続くかもしれません。

ただし、今後のダイハツの発表や対応次第で、変わるかも可能性は大きいです。

買取価格への影響は?

さて、ダイハツ車の中古買取り状況はどうなっているのでしょうか?

こちらも大きく動いている状況はありませんが、前述の業者間での取引を見るに、買取業者としても多少なりとも買取価格は下げざるを得ない状況でしょう。

ですので、もしお車を売却する際は一社だけに見積もりを出さずに、相見積を取ることをお勧めします。

オートランド東京は、市場の動向を見ながら、お客様に最大限寄り添う対応を考えております。

もしダイハツ車の売却をお考えでしたら、ぜひ一度オートランド東京にご相談ください!

オートランド東京 (autoland.jp)

実は購入のタイミング?


ダイハツ車の購入タイミングとしてはどうでしょうか。

現在、販売業者が在庫を抱えているダイハツ車の価格は、据え置きになるかと思われますが、安く仕入れた車種は当然ながら販売価格に反映するでしょう。

販売業者によってはダイハツ車の在庫数を減らすために、現在保有している在庫分を安く売ることも考えられます。

今回の不正は衝突試験などの安全面の話なので、そういった面を最も購入ポイントとして掲げている場合は回避すべきでしょう。

それに、顧客の信頼を裏切ったダイハツブランドへの失望もあります。

ですが、ダイハツとしては、現在市場に出回っている車種は問題ないという認識です。

それを踏まえた上で、ダイハツ車に興味があり購入を考えている状況、かつ、お求めやすい価格に下がってきたら買い時かもしれません。

ダイハツ中古車の購入後、将来的に売却を考えてる場合はリセールバリューの低下は否めませんが、乗り潰すのであれば、売却価格のことを考える必要もありませんからね。

まとめ

2023年はビッグモーターの事件が、中古車業界を震撼させました。

そこへ来て、大手自動車メーカーであるダイハツの不正。

自動車業界への不信感は非常に大きくなってしまいました。

自動車業界に携わるものとしては、ショックを隠しきれません。

失った信頼を取り戻すためにも、1つ1つのお取引を誠心誠意、真心込めて行ってまいります。

もしお車を売却する時は、ぜひともオートランド東京で見積もりのご依頼をお願いいたします!

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