廃車の買取相場は?廃車費用や買取が無料になる理由、廃車買取業者について解説
廃車にする予定の動かない車や壊れている車でも、買取してもらえる可能性があります。買取可否の判断基準や相場が気になっている人もいるのではないでしょうか。この記事では、廃車の買取相場や買取の流れについて解説します。おすすめの廃車買取業者も紹介するため、ぜひ役立ててください。
目次
廃車でも買取は可能?
ここでは、廃車の定義とともに、買取が可能かどうかの判断基準について解説します。
そもそも廃車とは
廃車とは、車の車籍を消すことを意味しています。たとえ車がつぶれたり解体されたりして使えない状態になっていても、廃車の手続きを行っていなければ廃車とは言えません。廃車手続きをすると、その車は公道を走行できなくなります。ただし、廃車した車でも、業者によっては買取が可能です。
廃車が買取可能かどうかの判断基準
廃車していても、状態が良い車や日本で需要が高い車は買取できる可能性が高いです。しかし、状態が悪い車や日本では需要が低い車も、買取できるケースは多くあります。たとえば、中古車としてではなく、パーツや鉄資源として買取するパターンです。
また、海外で人気のある車は、廃車でも高値がつく可能性があるでしょう。買取が難しいと予想される場合でも、まずは廃車買取業者に相談してみてください。
廃車の買取相場はどのくらい?
廃車の買取相場は、廃車の状態によって異なります。ここでは、3つのケースに分けて買取相場を解説します。
廃車を中古車として買取する場合
日本国内での販売が難しい車であっても、海外への輸出を前提に買取されるケースがあります。日本車は品質が高いため、海外でも人気が高いです。ただし、海外へ輸出するとしても、廃車の買取価格は車種や状態によって大きく変化します。
よって、廃車を中古車として買取してもらう場合の相場は、一概には言えません。海外の販路を確保している廃車買取業者なら、日本では値段がつかない車でも比較的高値で買取できる可能性があります。
廃車をパーツとして買取する場合
動かない車や壊れている車は、中古車としては値段がつきません。ただし、解体を前提にパーツとして買取ができる可能性があります。パーツは希少な車種でないと売れにくいため、あくまで可能性の1つとして理解しておくとよいでしょう。この場合、買取価格はパーツごとに算出するのではなく、車全体で見積もりが行われます。
廃車を鉄資源として買取する場合
状態が悪い車であっても、鉄資源としてなら買取できます。鉄資源としての買取相場は、鉄価格の相場によって決まります。廃車を鉄資源として買取する場合、ミニバンの普通大型車なら5万円以上、コンパクトカーなら3万円以上、軽自動車なら1万円以上が買取価格の目安です。
状態が悪くて買取はできないと思っていても、鉄価格の相場によっては想定以上の価格がつく可能性もあります。
廃車の買取が無料になる理由
車の状態によっては、廃車の買取が無料になるケースもあります。それは、依頼した廃車買取業者が自社の販路では流通が難しいと判断した場合です。
買取については、依頼した業者が海外の販路を確保していないと、日本で需要が低い車は買取ができません。また、パーツや鉄資源としての買取についても、販路がなければ難しいでしょう。廃車買取が無料にならないためには、幅広い販路をもつ廃車買取業者を探すことが大切です。
廃車費用の相場
車を廃車する際は、どの程度の費用がかかるのでしょうか。ここでは、廃車費用の相場を解説します。
廃車の手数料+諸費用
専門業者以外に依頼した場合、廃車費用の相場はレッカー費用が1〜3万円程度、解体費用が1〜2万円程度が目安です。専門業者に依頼した場合は買取が前提となるため、基本的にレッカー費用や解体費用はかかりません。
ほかには、リサイクル費用として、日本車は1万円程度(外国車は2万円程度)がかかります。ただし、車を購入した時期にもよりますが、リサイクル費用はすでに支払い済みである場合が多いです。廃車の手続きでは、個人なら300円、法人なら450円の印鑑証明書代も発生します。
廃車の諸費用
廃車のレッカー費用は、車が走行できない状態の場合に必要です。レッカーにより、車がある場所から解体業者まで移動させます。また、廃車の手続きをするには車を解体する必要があるため、解体費用がかかります。解体により解体証明書が発行されると、廃車の手続きが可能です。
廃車のリサイクル費用については、2005年(平成17年)より後の年式の車なら購入時に支払っています。2005年以前の年式の車であれば、廃車時に支払わなければなりません。
廃車の手数料
廃車の手続きをするには、印鑑証明書の提出が必要です。すでに触れたとおり、印鑑証明書代として個人なら300円、法人なら450円がかかります。印鑑証明書は役所や証明サービスコーナーで取得できるため、廃車の手続きをする前に忘れずに取得しておきましょう。
廃車買取の流れ
ここでは、廃車にする予定の車の買取の流れについて解説します。
廃車買取の見積を取得
まずは廃車買取業者に連絡し、廃車買取の見積を依頼しましょう。納得のいく価格で買い取ってもらうには、複数社から見積を取って比較するとよいです。業者によって買取が可能な車の種類や条件には違いがあります。また、買取できる場合でも、見積価格はまったく同じではありません。
車の廃車手続き
車の廃車手続きは自分でもできますが、廃車買取業者では代行も行っています。自分で対応する場合は運輸支局に書類を持参し、窓口で手続きしましょう。廃車手続きの代行を受け付けている廃車買取業者の場合、費用が無料のケースもあります。車を解体するとしても代行を依頼できる可能性があるため、確認してみてください。
【廃車手続きの教科書】自分で行う方法・必要書類・費用を専門業者が教えます
納得いく廃車買取業者に依頼
さまざまな角度から検討し、買取を依頼する廃車買取業者を決めて実際に依頼しましょう。買取金額だけでなく、廃車手続きの代行手数料やサービスの内容も細かくチェックしたうえで、最終的な判断を下すとよいです。その後、業者に車を引き渡すと、廃車買取が完了します。
おすすめの廃車買取業者
廃車の買取は、どの業者に依頼すればよいのでしょうか。ここでは、おすすめの廃車買取業者を紹介します。
オートランド東京
オートランド東京は、車の査定から引き取りまですべてワンストップで自社対応高価買取りしています。メール、FAX、LINEでは、詳細な住所や電話番号を申告しなくても査定が可能です。事故車、故障車、低年式車、過走行車など、他社では買取が難しい車でも買取しています。廃車手続きも無料で代行しているため、余計な費用をかけずに不要な車を処分できます。
【30000円以上買取り保証】 オートランド東京廃車サービス
カーネクスト
カーネクストは、どのような状態の車も0円以上で買取しています。海外や自社オークションなど幅広い販路があり、買取が一見難しいと思える車でも買取できる可能性があります。レッカー費用はかからず、廃車の代行についても無料で対応可能です。査定は電話だけで行えるため、気軽に買取価格を確認できます。
ナビクル廃車買取
ナビクル廃車買取では、公式サイトで「メーカー・車種」「年式」「走行距離」を入力すると25秒で買取価格を確認できます。「年式」「走行距離」の入力は必須ではありません。廃車の代行費用は無料です。走行距離が多い車や年式が古い車なども買い取ってきた実績が多数あります。
廃車王
廃車王は、車が全国のどこにあっても引き取りができます。電話するだけで、指定の場所まで車を引き取りに来てもらえます。引き取り、廃車手続きの代行、キャンセルについては、いずれも無料です。廃車の解体やパーツの販売を一貫して行っており、高値での買取を実現しています。
事故車買取のタウ
事故車買取のタウは、連絡してから最短翌日で車の引き取りができます。主に、事故車や動かなくなった車の買取をしています。レッカー費用や廃車手続きの代行費用はかかりません。相談や問い合わせは24時間いつでも可能です。世界124カ国に独自の販路を確保しているため、どのような状態の車でも買取できます。
廃車買取の注意点
廃車の買取については、気をつけたいこともあります。ここでは、注意点についてくわしく解説します。
必ず廃車になるとは限らない
悪質な業者の場合、廃車手続きの代行を依頼したにもかかわらず、車の車籍を抹消する手続きが行われないケースがあります。廃車の手続きがされないと、翌年以降も自動車税を支払う義務が発生します。そのようなトラブルを防ぐには、業者から廃車手続きの証明となる書類を必ず受け取る必要があるでしょう。
査定額のトラブルが発生するケースも
高値の査定額を提示された後、実際の買取では安い金額を提示されるケースもあります。また、買取価格と手数料の相殺により、買取価格を支払わないと言い張る業者も存在します。
安心して買取を依頼するためには、電話査定やオンライン査定で提示された価格について、後から変更される可能性はないか確認することが大切です。
まとめ
廃車の買取相場は、車の種類や状態によって異なります。依頼する廃車買取業者がもつ販路によっても、買取の可否や価格は変化するでしょう。手数料や代行費用の有無も、廃車買取業者ごとに違います。廃車の買取を希望するなら、信頼できる廃車買取業者を選ぶことが重要です。
オートランド東京は、車の査定、引き取り、手続きのすべてを自社で対応しています。車の買取を20年以上行っており、1万台以上の実績があります。詳細な個人情報は不要で簡単に査定できるため、まずはお気軽にご相談ください。