放置自動車撤去作業 倉庫トラック編/オートランド東京放置車両撤去サービス
今回は会社の敷地内で倉庫として長年使用していたトラックの撤去作業です。
オーナー様もハッキリと覚えていない程、置かれてから20年以上経過しています。
鍵も紛失しているので、容易ではない作業が想定される状況でウインチ付き積載車とオートランド東京スタッフ2名態勢での出動です。
タイヤの空気が抜けているので、まずは牽引作業を行い易いようにエアー充填を試みました。
長期放置車ですとタイヤが劣化してエアー漏れとなり空気が入らないケースが多いですが、今回はタイヤのサイドウォールのひび割れも少なく無事に膨らみました。時間が経つと漏れ抜けてしまうかと思いますが、引上げ作業時だけ膨らんでいれば十分です。
続いては鍵が無いのでドアの解錠作業です。
防犯上お見せできませんが、特殊工具を使いドア内側ロックピンを解除します。
さあ久々にドアが開きます!、、、あれ???
ドアノブを上げても開きません。軽い感触なので内部の機構がダメになっているようです。しかも両ドアとも、、、
外のドアノブがダメなら内側のドアハンドルを開けよう、ガラスを一部割って手を中に入れて操作してみましたがこれもまた無反応です、、、ドアを開ける事は断念します。
最後の手段で窓から内部に進入して、ギアシフトとサイドブレーキの解除を行いました。
天井が腐食して穴が開いている為に雨が流れ込み車内はなかなかの状態です。しかし、運動神経抜群のオートランド東京の切り込み隊長がそんな状態はものともせず器用に作業しました。
タイヤもある程度に膨らみ、シフトロックとブレーキの解除も行えたので引上げ準備完了です。
積載車を縦付けにしてウインチで荷台へ引き上げる作業を行います。
しかし、運転席側半分が舗装面ではなく土のエリアに埋もれている為そのまま縦付けが行えません。
まずはトラック後部を牽引ロープで横向きに引きトラックの向きを舗装面に出しました。
あとは積載車の荷台を対象車に合わせて、ウインチで引き上げる作業です。
トラックは長期放置によりブレーキ固着も有りタイヤは軽やかに回りません。積載車のウインチは普段聞かない唸り音を出しながら作動していて少し不安になりますが、無事に積込みが完了しました。
今回はステアリングロックを解除しない状態で引上げました。この状態だとウインチワイヤーの掛ける位置や微妙に曲がっているフロントタイヤ角度で積載車の荷台に真っ直ぐ引き上げるのは技術がいる作業です。オートランド東京はこのような放置車撤去作業を多く引受けている為、作業スタッフの熟練度も高く安全確実に作業を完了させています。
不当に放置されたお車でお困りの方以外にも、長期間私有地に放置して手に負えなくなった自動車の撤去作業もお任せ下さい。
中古車としての再生が難しくても、廃車体としての廃車買取り査定評価を行い作業料から相殺する事によりお客様のご負担を軽減致します。
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