デアゴスティーニ トヨタ2000GT製作記ブログ 中盤編

前回に引き続きデアゴスティーニ トヨタ2000GT 2011年初版バージョン製作記です。
23号まではエンジン周りを中心に進みましたが、24号からは内装の製作に移ります。

エンジンのパーツも細かいものが多かったですが、内装部品は更に細かく1mm程のパーツも。
ピンセットでつまんでも弾き飛んでしまうので、説明書にはピンセット先に両面テープを付けて作業しましょう、とアドバイスがあります。私は模型用の精密工具があるので無事に進められました。
毎号の部品数が少ないので、細かい部品も丁寧な個別封入VIP扱いで開封作業が苦労します、、、

内装のメインとなるのはやはりダッシュボード周りでしょうか。
ウッドパネルの再現とメーター周りの精工さがとても良い雰囲気です。
しかしここで問題が、このキットは2011年から10年以上放置されていたものになります。
樹脂部品が一部劣化して表面が溶けているような状態に、、、
実際に当社へ入庫する年数の経過した輸入車の内装にも見られる事のある症状で、メカ担当に聞いたところ加水分解という現象で樹脂素材に湿度等による水分が加わり、樹脂分解を起すものという事です。

2000GTの内装は質感を各所変えた素材の部品となっていて、ダッシュボックスパネルはソフトな質感のラバーのような樹脂素材なので、ここが溶けてベタベタになっていました。
指で触れると跡が残り、縁に施されたペイントも見事に剥がれ消えてしまいました泣
薬品で表面を慣らし、剥がれたペイントは再塗装です。

内装フロアにはモケットを再現した素材が使われていて、フロアマットはラバー製等、市販のプラモデルキットのようにPS製パーツ等で全てを再現するものとは違う仕上がり感になります。
収納されれば見えませんが、スペアタイヤ収納周りも再現されています。


内装周りを順調に進めていき、この勢いで完成は近い!と思っていたところ、シャーシ・ボディの組み立てに入ったところでトラブル多発、、、次回トラブル編に続きます

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